2016年9月6日火曜日

陶芸の道具

今、柄ごて(えごて)を作ってます。

柄ごては、粘土を膨らますときに使います。

例えば花入れなんかに良く使います。


「耳付き花入れ」ロクロで細く真っすぐに上げて

柄ごてを粘土の中に入れて中から膨らめて形成して作ります。
 
 
 
 
市販されてる柄ごてです。
 
 
価格はあまり高くありませんが
 
 
貧乏陶芸家は作るのですww
 




私の作った「柄ごて」です。

「琵琶の木」で作ります。

枝の丁度良いカーブの所を選び

先を丸く削って行きます。

琵琶の木は硬いのでよく切れるナイフを使います。





この切り出しナイフは刃物で有名な新潟県三条産です。

数十年前三条のナイフを手に入れ

「切れるナイフだなァーー」と初めての感覚でした。
(画像サヤの茶色い方)

すると

このナイフを作っていた職人さんが高齢で廃業するとの事で

急いで6本注文しました。

良く切れるナイフです。

やはり道具は大事です。

さて、私の作った道具(柄ごて)はどうでしょうか?