柄ごては、粘土を膨らますときに使います。
例えば花入れなんかに良く使います。
「耳付き花入れ」ロクロで細く真っすぐに上げて
柄ごてを粘土の中に入れて中から膨らめて形成して作ります。
市販されてる柄ごてです。
価格はあまり高くありませんが
貧乏陶芸家は作るのですww
私の作った「柄ごて」です。
「琵琶の木」で作ります。
枝の丁度良いカーブの所を選び
先を丸く削って行きます。
琵琶の木は硬いのでよく切れるナイフを使います。
この切り出しナイフは刃物で有名な新潟県三条産です。
数十年前三条のナイフを手に入れ
「切れるナイフだなァーー」と初めての感覚でした。
(画像サヤの茶色い方)
すると
このナイフを作っていた職人さんが高齢で廃業するとの事で
急いで6本注文しました。
良く切れるナイフです。
やはり道具は大事です。
さて、私の作った道具(柄ごて)はどうでしょうか?