2020年11月6日金曜日

窯焚き

 11月に入ってコツコツと人断ち工房で無言作陶です。

昨日は朝から窯焚き


ゆっくり温度を上げてきます。


今回は還元焼成
窯の中を酸欠状態にします。


1236度まで来ました、1260度まで温度を上げます。

今日から来年の干支(丑)作りをしようかと思ふ。


==お知らせ==

◇千松庵 NetShop 販売中です

https://uchimura.theshop.jp/

◇千松窯 内村実のHP

http://www2.tokai.or.jp/green/

◇内村実のtwitter

https://twitter.com/MinoruUchimura

◇内村実のfacebook

https://www.facebook.com/minoru.uchi

内村実のInstagram

https://www.instagram.com/minoruuchimura/

◇内村実のYouTube

https://www.youtube.com/channel/UC_suVmN8LVpOcZl9pfvcUWw?view_as=subscriber

 

==陶器について==

素焼きをした後に塗るうわぐすりが釉薬です。

釉薬を塗り、本焼きをすると釉薬が溶けて

器表面をコーティングし固まってガラスのような表面

に仕上がります。

釉薬の種類や塗り具合、

窯の温度の上昇率等の微妙な違いで、

同じ商品でも釉薬の色合いや濃さ、

垂れ具合、貫入の入り具合は、

11つ違っております。

その器のもつ個性のようなものです。

釉薬のたれ

釉薬のたれは必ずあると言う訳ではありませんが、

釉薬の量や窯の中のその時の状況により、釉薬が垂れたり

垂れてなかったり、11つ違っています。

これもその器の個性としてご理解ください。

不具合品、不良品ではありません。

貫入

釉薬の種類などによっても、貫入が入りやすい釉薬、

ほとんど入らない釉薬があります。

見た目ヒビのようにも見える

表面の亀裂が貫入です。

焼成して見なければどんな具合で貫入が入っているか

分からないのが焼き物の特徴の1つです。

ヒビではありませんので安心してご使用できます。