2020年12月1日火曜日

ご飯炊き鍋

 12月に入りました。

沼津で働く陶芸家サポーターの為に

只今作陶中の「ご飯炊き鍋」を紹介します。

今回はちょっと小さめの二合炊きを作ってます。




本体は厚く作ってあり
蓋を重くして
お米をモチモチにするための工夫をしてあります。



蓋が収まる所には圧がかかるように

内側に粘土を盛り上げています。

これからもう一つ

三合炊きも作りますのでご期待をw

これから乾燥・素焼き・本焼きと進んで行きます。



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==陶器について==

素焼きをした後に塗るうわぐすりが釉薬です。

釉薬を塗り、本焼きをすると釉薬が溶けて

器表面をコーティングし固まってガラスのような表面

に仕上がります。

釉薬の種類や塗り具合、

窯の温度の上昇率等の微妙な違いで、

同じ商品でも釉薬の色合いや濃さ、

垂れ具合、貫入の入り具合は、

11つ違っております。

その器のもつ個性のようなものです。

釉薬のたれ

釉薬のたれは必ずあると言う訳ではありませんが、

釉薬の量や窯の中のその時の状況により、釉薬が垂れたり

垂れてなかったり、11つ違っています。

これもその器の個性としてご理解ください。

不具合品、不良品ではありません。

貫入

釉薬の種類などによっても、貫入が入りやすい釉薬、

ほとんど入らない釉薬があります。

見た目ヒビのようにも見える

表面の亀裂が貫入です。

焼成して見なければどんな具合で貫入が入っているか

分からないのが焼き物の特徴の1つです。

ヒビではありませんので安心してご使用できます。