2020年12月9日水曜日

MOA美術館で沼津垣を思う

 熱海のMOA美術館で

「琳派の美 花鳥風月」展を13日までやってます。

私は江戸時代の作品が好きで

この「琳派」毎年会える事、MOA美術館に感謝してます。

江戸時代初期の「本阿弥光悦」「俵屋宗達」から始まり

中期に「尾形光琳」「尾形乾山」兄弟

後期には「酒井抱一」などのビックネームの作品が

ずらーーーり並んでますw


そんな中で「沼津垣」のような垣根が描かれてる作品があり

見るたびに「これは沼津垣ではないだろうか?」と思います。

その作品がこれ



これをズームすると


こうなります。



私の作った沼津垣

ちなみに沼津市では
「歌川広重の東海道53次の浮世絵にのも描かれている」
と宣伝していたのが上の画像

数年前に
「沼津市に宗達の絵にも似たような沼津垣が描かれてるかも?」
とメールしましたが
ナシノツブテww

そして今年早くも国宝「紅白梅図屏風」が見られます。



切手にもなっているので見たことあると思います。

そして庭園の紅葉も綺麗でした。







そして「わんたんや」さんのワンタンメン
今回は珍しく空いていました。




熱海は少し元気でしたww


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==陶器について==

素焼きをした後に塗るうわぐすりが釉薬です。

釉薬を塗り、本焼きをすると釉薬が溶けて

器表面をコーティングし固まってガラスのような表面

に仕上がります。

釉薬の種類や塗り具合、

窯の温度の上昇率等の微妙な違いで、

同じ商品でも釉薬の色合いや濃さ、

垂れ具合、貫入の入り具合は、

11つ違っております。

その器のもつ個性のようなものです。

釉薬のたれ

釉薬のたれは必ずあると言う訳ではありませんが、

釉薬の量や窯の中のその時の状況により、釉薬が垂れたり

垂れてなかったり、11つ違っています。

これもその器の個性としてご理解ください。

不具合品、不良品ではありません。

貫入

釉薬の種類などによっても、貫入が入りやすい釉薬、

ほとんど入らない釉薬があります。

見た目ヒビのようにも見える

表面の亀裂が貫入です。

焼成して見なければどんな具合で貫入が入っているか

分からないのが焼き物の特徴の1つです。

ヒビではありませんので安心してご使用できます。